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ワークスタイル先進企業ChatWorkが目指す「これからの働き方」

IT業界を始めとして、いまや多くの企業が使用するようになってきたチャットワーク。

チャットでのコミュニケーションをする際には欠かせないツールを提供するChatWork社自体も、新しい働き方を模索する先進企業である。今回は、コーポレートサポート本部本部長・西尾さんと広報・山田さんに同社でのワークスタイルについて伺った。

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編集部:本日はよろしくお願いします。ユニークな勤務制度が多いですよね。どのようにしてこれらの制度は生まれるのですか?

西尾さん(以下、敬称略):創業時から社長が思っていたものが形になった制度もありますし、メンバーからの意見で生まれたものもありますね。

編集部:なぜ、ここまで独自性のある制度を整えているのでしょうか。

西尾:どうすれば社員の働きやすい環境を整えられるか、なおかつ成果を上げることができるかを突き詰めている結果ですね。外部から採用して人材補充することも大事ですが、会社で頑張ってくれているメンバーにいかに長く勤めてもらうかという視点は更に大事です。費用対効果と言うと嫌らしいですが、メンバーに意欲高く働いてもらえる方法を考え抜いてきた結果としての制度ですね。

編集部:なるほど。新しく入社された社員の方からの反応はどうですか?例えば、ペーパーレス化など面食らう方もいらっしゃるのでは?

山田さん(以下、敬称略):もともと紙の文化が無い会社なのですが、新しく入って来る方には驚かれますね。今までの苦労はなんだったんだ、と(笑)。例えば、私自身も広報という仕事柄、膨大な資料を印刷した経験もありますし、Fax文化が根強く残っている企業も多いことを存じ上げています。ただ、当社では印刷をすることがまず無いので、大変楽ですね(笑)。

編集部:リモートワークを導入されていると思うのですが、一切オフィスに出社せずに仕事をしても良いのでしょうか。

西尾:原則、出社ですね。状況によって、常にリモートで業務を進めるメンバーも中にはいるのですが、直接会ってコミュニケーションを取ることの重要性も意識しています。

編集部:そうなんですね。リモートワークはどのような場合に利用されているのでしょうか?

西尾:電車遅延や外出先からオフィスに寄らずに業務をするといったケースには、日常的に行われていますね。出社することが非効率になる場合には、積極的に利用しています。

編集部:業務を進めて行く上での効率で、リモートワークの使用可否を決めているということですね。

西尾:そうですね。チャットは便利なコミュニケーションツールですが、必ずしもあらゆる場合で万能だとは思っていないので。

編集部:これまで社内で取り入れた働き方での失敗事例ってありますか?

山田:ちょっと働き方とは離れますが、採用時に一日体験入社というものを取り入れています。過去の失敗としては、これまで会社の文化だったこの一日体験入社を一時期やめてしまったことです。採用を急ぐがあまり体験入社のプロセスをスキップする時期があったのですが、そうすると、私たちの企業文化とは違う人材が入ってきて、どうもうまく会社のカルチャーに馴染めなかったことがありました。そのため現在では復活させています。

編集部:社会人版の1dayインターンみたいなものですか?

山田:そうですね。一日体験入社をしてもらって、カルチャーフィットやまだ一般的とは言えないチャットベースの働き方への相性を確認していたりしています。

編集部:これだけ柔軟な制度を取り入れている会社にいきなり来たら、ギャップや戸惑いを感じる方もいそうですよね。

西尾:そうなんですよね。チャットベースで仕事が進んで行くので、慣れない人はビックリされますね。

山田:IT業界では一般的になりつつありますが、特にトラディショナルな会社ではまだまだ馴染みが無いかと思います。そこでの働き方に慣れた方からすると、違和感は大きいように感じますね。

西尾:例えば、入社したばかりの頃は「チャットでメッセージを送るだけだと失礼かな」と思って、わざわざ直接言いにきたりする方も少なくありません(笑)。

編集部:よく見る光景ですね(笑)。チャットでメッセージを投げることで完結する、というコミュニケーションスタイルはまだまだ一般的とは言えないですよね。


西尾:多くの制度があることで利便性が増えているのは良いことだと思うのですが、一方で必要に応じて整理することも必要だと考えています。制度が多過ぎると運用コストや各種手当があることで給与計算時の負担の増加につながってしまう可能性もありますので。あくまで働きやすい環境をつくるための制度であって、その制度の維持が目的になってしまってはいけないなと感じていますね。

編集部:あと、制度の中で長期休暇制度(同社では1年に3回、10連休を取得できる)に目を惹かれたのですが、社内ではどの程度活用されているのでしょうか。

西尾:みんな結構利用してますよ。

山田:ほぼ毎回使っています(笑)。夏や年末年始に10連休頂いて、リフレッシュする時間として充ててますね。

編集部:いや〜、最高ですね。

山田:その期間の業務については、事前の引き継ぎやどうしても必要な場合はチャットワークを活用して対応するなど柔軟に対応しています。非常時にはチャットで仕事ができるという安心感があるのも大きいですね。

編集部:Wi-Fiさえあればどこでも仕事ができますもんね。新しい働き方の普及にともなって、フリーランスや個人事業主でチャットワークをご利用されている方も増えてきましたよね。

山田:そうですね。2017年に入って立ち上がったフリーランス協会とも提携をさせて頂いて、協会加入者はチャットワークの有料プランを無料でご利用頂けます。

編集部:企業から個人に、という流れが加速していますよね。

西尾:フリーランスなど個人でスキルを持っている方にスポットライトが当たるサポートをChatWorkでもできると良いなと思っています。副業解禁というキーワードもありますが、チャットワークは副業と相性の良いツールでもありますね。時間と場所を超えることができますから。

編集部:最後に、個人の方にフォーカスが当たる時代において、キャリアを築いていく上で大切だと思われることを教えてください。

西尾:月並みですが、これからの時代は「作業者」は益々淘汰されていきますので、人間にしかできないこと、自分の強みは何なのかということを突き詰めて行く必要があるように感じます。そのためには、インプットをする時間も必要です。では、その時間をどのように捻出すれば良いかと考えた時に、色々なツールを活用していくことが重要かなと思っています。

編集部:そのツールがチャットワークである訳ですね。

西尾:綺麗にまとめて頂いてありがとうございます(笑)。

編集部:本日はありがとうございました!


Trigger運営事務局


メディア編集長である藤原ユウマを中心に、Trigger運営メンバーで記事を書いています。


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