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有給休暇をプレゼントできる?フランスのマティス法が感動的すぎる!?

フランスでは、自分の有給休暇を職場の同僚に寄付することができることをご存知でしょうか。

2014年から法律で制定されているこの制度の名称は、「マティス法(Loi Mathys)」。

内容自体が素晴らしい法律ですが、この法律が提起されるキッカケがありました。

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マティス法って?

マティス法とは、障害や病気を抱える20歳以下の子供を持つ従業員に対して、職場の同僚が自分の有給休暇を寄付することができるという法律です。

この法律に注目が集まっているのは、その素敵なコンセプトだけが理由ではありません。

答えは、「マティス法」という法律の名称にあります。

実は、マティスとは、ある一人の子供の名前なのです。


時間が欲しい

マティスとは、既に亡くなってしまった9歳の少年の名前でした。

彼は、幼くしてガンに冒されており、工場で働く彼の父親は、休みを取りながら懸命に彼を介護する毎日でした。

しかし、マティス君の病状は芳しく無く、仕事を休みながら看病している父親の有給休暇は底をついてしまいました。

憔悴しているマティス君の父親を見て、会社の同僚は自分たちにできることを尋ねました。

返ってきた返答は、「息子と一緒にいられる時間が欲しい」。


有給休暇を寄付するというサポート

マティス君の父親のために、彼らは「自分たちの有給休暇をプレゼントする」というサポートを選びました。

彼らの贈り物は、肝臓癌を患っているマティス君と一緒にいられる時間。

その合計は、170日間に上りました。

結果的に、マティス君は天国へ旅立ってしまいましたが、マティス君の父親は最期まで一緒に過ごせたことを同僚に深く感謝しました。


有給休暇の価値をどのように活かすか

その後、マティス君の父親は自分と同じ境遇の人を支援するために、「同僚に有給休暇を寄付できる法律」を議会に提案しました。

法案が通るまでに3年もの月日を要しましたが、現在では、この法律を活用して介護にあたり、救われた命がいくつもあったという事例も出てくるようになりました。

マティス君の事例から学び、有給休暇の新たな活用方法を見出した意義は大きいと思います。

お金では買えない「時間」を寄付できる、そんな同僚も会社も法律も素敵ですよね。


Trigger運営事務局


メディア編集長である藤原ユウマを中心に、Trigger運営メンバーで記事を書いています。


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