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キャリアの安定って何だ? 会社に求めすぎる私達が目指す「次」の拠り所!?【前編】

6月から就職活動における選考が解禁になった。

毎年の光景ではあるが、真っ黒なリクルートスーツを来た学生が街中に溢れて、自分にとってのベストな会社に辿り着くべく動き出す。

社会という大海原に出る記念すべき船出ではあるのだが、会社選定の基準で常に上位に来る「安定した会社が良い」という盲目。

学生に限ったことではないこの価値観は思考停止を招いてしまうと思うので、キャリアにおける安定について考えてみたい。

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安定を求めるのは自然なこと

まず「安定」を希望する気持ちはよくわかるし、至って自然だと思う。

何をするにもある程度の「安定」した環境・状況が無いと不安であるし、それが物事の成果や人生の豊かさにも大きく影響を与えると思うからだ。

だからキャリアや仕事において「安定を求めること」を問題視する気は一切ない。

私が問題だと思うのは、「安定を求めること」が「安定した企業に入ること」と同一視されることである。


「安定している会社」は安定か

シンプルに考えてみて欲しい。安定を求める理由は、ぼんやりとした言い方になるが、自分の人生を精神的・物理的に充実した豊かなものにしたいという方向性に収斂されることが多いのでは無いだろうか。

そう考えると、求めている安定は「人生の安定」だということに気付く。

そして、それは現状の「安定した会社に入ること」と必ずしも結びつかないこともわかる。


一生を保証してくれる会社があった昔

高度経済成長期のようなかつての日本であれば、「 人生の安定 = 安定した企業に入ること 」という図式はある程度成り立っていたと思う。

国力が成長し、それに応じて会社も伸びる。そうすると会社内のポストは増えて、長期間在籍していれば、自動的に豊かになっていける一定の仕組みや外部環境があったからだ。

そんな状況下であれば、人は安定した「船」を探す。大戦艦は乗組員が有能・無能に関わらず一生を保証してくれ、タイタニックのように沈没する恐れが無かった。だからこそ、人は安定している(と言われていた)大企業を探した。


会社に安定の拠り所を求める時代ではなくなった

けれども現状はどうだろう。

労働人口は頭打ちで国力もゆるやかに下がっている日本において、沈没しない船などは無い。少なくとも以前に比べて、沈没するまでの期間が短くなっている。

M&Aや倒産、リストラなども当たり前になってきた今、もはや大戦艦だろうが世界的に荒れ狂う現代の大海原を無事に渡りきれる時代ではなくなった。

「 安定した企業に入ること = 人生の安定 」というかつての図式は崩れ、私たちは企業ではない別のものに「安定」の拠り所を求めるようになってきた。

後編に続く。

【次回の記事はこちら】
キャリアの安定って何だ? 会社に求めすぎる私達が目指す「次」の拠り所!?【後編】


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メディア編集長である藤原ユウマを中心に、Trigger運営メンバーで記事を書いています。


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