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コミュニケーション能力がある人は、コミュニケーション能力があるなんて決して言わない。

就職活動をする学生や若手社会人との面接をしていると、コミュニケーション能力というワードを良く耳にすることになる。

コミュニケーション能力というふわっとした定性的なものを、仕事をする上での自分の武器として訴えてくる人が驚くほど多いからだ。

ただし、一言いっておきたい。コミュニケーション能力をウリにしたい人は、コミュニケーション能力と口にしない方が良いと。

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コミュニケーション能力があります宣言

「コミュニケーション能力には自信があります!」

「誰とでもすぐに仲良くなれます!」

とはいえ、こういう人はコミュニケーション能力が高くないと個人的には思っている。

なぜなら、「コミュニケーション」をはき違えているからだ。


相手の立場にたって考える・行動する

就職・転職活動や仕事におけるコミュニケーションについては、書籍やネットで情報が溢れている。良く聞くのは、うなずきや相づち、共感にミラーリングなどなど。

これらはまとめてしまえば、自分に目を向けたテクニックであり、仕事上のコミュニケーションとは本質が異なるのではないだろうか。

では、その本質はどこにあるのかと聞かれれば、私は迷わず「相手の立場にたって考える・行動すること」と言いたい。


業務を進めるための信頼関係づくり

業務上でコミュニケーションをとる場合に大事なことは、初対面の人が相手でも嫌われずに、支障無く業務を進めることができるような最低限の信頼関係をスピーディにつくることだと思う。

それは決して、昔からの友人のように深く仲良くなることでもなければ、相手を笑わすことでもない。

顔の知れた職場の上司・部下間でさえ、ほんの少し相手への配慮を欠いたコミュニケーションをとるだけでズレは生じる。

上司「これできる限り今日中に仕上げておいて(今日って言ったぞ)」

部下「わかりました。他の仕事もあるのですが、できる限り尽力します。(そこまで手が回らないし、明日にズレ込むだろうな)」

両者はそれぞれ相手の立場にたった配慮を欠いている。このようなケースは日常で目にすることも多いだろう。

ましてや、仕事とは、知らない人同士が協力して、未知なるプロジェクトに立ち向かっていくケースもしばしばある。だが、想定外の事態やヒューマンミスなどから、歴の浅い信頼関係はいとも容易く崩れてしまうリスクをはらんでいるのだから、なおさら気をつけなければならない。


能力がある人は、宣言なんてせずに理解させる

日本では暗黙の了解なんていう文化があるが、日本国民だけでも価値観が多様化して、同一の文脈で語れない人が出て来ているのは、団塊の世代とゆとり世代のズレなどをみていても明らかである。

相手の立場にたって考える・行動する。

コミュニケーションはそういうものだと思うし、それに長けた人は能力を「宣言」するのではなく、そのスムーズな会話ややりとりの中で能力を「見せつける」のだ。冒頭の話では、相手の立場からすれば、「いやいや、宣言されても僕あなたのこと知らないのよ。」となってしまって即ジ・エンドである。「コミュニケーション能力があります!」なんて言う人が、コミュニケーション能力が無いのは明らかなのである。


Trigger運営事務局


メディア編集長である藤原ユウマを中心に、Trigger運営メンバーで記事を書いています。


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