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女性・主婦のキャリア

子どもは親のガーディアン⁈働く上で「子どもを持つ」ことはプラスになる

結婚をしない男女が多い現代において、「子どもを持つことはデメリット」というイメージが先行しています。たしかに教育費はかかるし、働く上では様々な困難が待ち受けるもの。しかし、働く上で「子どもを持つ」ということは有り余るメリットもあることを知ってほしいと思います。

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子育てとは<弱者の視点>を経験すること。仕事が円滑に動くきっかけに。

我が子が他の子のおもちゃを奪って泣かせた。
我が子が食べているソフトクリームを他人の服につけてしまった。
我が子とエレベーターに乗ったら、階数ボタンを押してもらった。

など、子どもと一緒に街を歩けば「すみません」「ごめんなさい」「ありがとう」を知らない人たちに何度も言う機会が訪れます。

「シングルの時は東京の人はつめたいと思っていたけれど、子どもができてから意外に東京の人ってあったかいと思うようになった」

とは、都内コンサル会社で働くパパであるKさん(38歳)。電車で子どもが泣いて焦った時も、乗り合わせた若いカップルがあやしてくれた経験があるとか。そばに座っていた難しい顔をした年配の男性も、電車を降りる際に「うちも同い年ぐらいの孫がいる」とニッコリ笑ってくれたそう。

「他人に迷惑をかけざるを得ないという立場になって、はじめて“人の情け”を痛感し、仕事においても相手の立場を考えて行動するようになった。何かトラブルが起こっても『しょうがないよね、じゃあどうしようか』と思うように」

以前より会社での人間関係も円滑に回るようになったとのこと。大人一人で動いていると<弱者の立場>に立つ経験はなかなかありません。


<小さいことで悩まない>いえ、悩めない⁈そんな隙間はなくなる。

子どもが小さいうちは、日常生活を回すのに必死になるのはどこの家庭も同じ。特に夫婦共働きの家庭は時間に余裕がありません。

「子どもが生まれる前は、本当に小さいどうでもいいことで悩むことが多かった。例えば、会社の先輩がいつもより冷たかったけど私なんかしたかな……とかグルグル考えちゃう(笑)」

と話すのは都内の大学病院で事務をしている働くママのJさん。彼女曰く、

「あの小さな悩み事は全部無駄だった。相当頭の中に隙間があったんだと思う。でもそれを教えてくれたのはやっぱり子ども。優先順位が何より一番の子どもがいることで、小さな悩みは消滅せざるを得ない」

おかげで雑音がなくなり、頭がクリアに。シングルの時より「成果を上げよう」と仕事に集中できるようになったそうです。


<子どもの発想>は固まった大人の脳に柔らかいヒントをくれる

「パパの会社、車作ったらいいよ」と突然子どもに言われて大爆笑。文具メーカーに勤める働くパパのTさん(35歳)は、その後ふとこの無邪気な発想に救われたそう。

「もっと革新的な発想を持たなければならないと思いながら自分のアイデアも保守的だったことに気付いた。文具メーカーだから文具じゃなきゃいけないわけじゃない」

以前から企業として「高齢化社会」に対してできることを探していた企画開発の方向が、文具だけでなく、“介護”へも視野を広げるきっかけになったそう。子どもの発想は、大人の常識を軽く飛び越えていくものなのです。


誰も代わりはできない。<子どもにとってあなたはオンリーワン>

シングルでいた時よりも、子どもがいることで大きく違うことは「守らなければならない生命がいる」ということです。そしてその守るべき生命が「ママ、パパ」と心よりあなたを慕います。

仕事はいくらでも代わりがいます。どんなに頑張っても「私がいなければ回らない」と思い込んでいても、企業というものはあなたがいなくなってもどうにかなるもの。

しかし、子どもにとってママパパは「絶対的オンリーワン」。

まっすぐにあなたを慕い求めてくれる生命がいることの奇跡は、「自分の居場所がここなのだ」という絶対的な軸を用意してくれます。だからこそ、頑張れることもたくさんあるでしょう。

GWは子どもを楽しませることが中心で、なかなか思い通りには休めなかったママ、パパ。でもその思い出は、数十年後に“思い出せばいつでも笑顔になれる”という宝物になります。

子どもがいる生活は、シングルの人が想像するよりも大変です。でも想像していたよりずっとずっと、働くママやパパの「人間力」をアップしてくれる“ガーディアン”といえるのではないかと、“子ども嫌いだった”筆者は感じています。


木月ハチ


Webライター。大好物は「二足の草鞋を履く」こと。大学在学中は編集プロダクションで修行を積んだのに「食」に憧れ外食産業へ。のちにベンチャーで業務企画や進捗管理で大企業を相手にし、大企業って面白いと今度は外資大企業のセクレタリーになるも、副業でヴィンテージ食器のネットショップを運営。現在は夫と小学生の息子と猫と都内住まい。オーガニック料理ソムリエ。


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