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働き方改革「時差BIZ」で「時差通勤」を考える

東京都知事肝いりの働き方改革「時差BIZ」がはじまりました。SNSでは「本当にやってるの?」「全然緩和されていないけど」という声もあがっています。果たして「時差Biz」とはどんな取り組みで、実際に効果はあるのでしょうか?

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時差BIZとは

2016年の都知事選で「満員電車を無くす」と公約に掲げた小池百合子知事。その都知事率いる東京都主導により期間限定で始まった働き方改革の一つが「時差Biz」です。

期間:2017年7月11日~25日まで。
参加企業:280社(民間企業、鉄道、自治体など)

例えば、東京メトロや東急電鉄が通勤ラッシュ時間帯に臨時運行を増やしたり、賛同企業では出社時間を早めたりなどの取り組みを行っています。

もともと、企業によっては「フレックスタイム」という勤務体制をとっている企業もあり、また「朝活」という言葉もある程度浸透していることから、取り入れやすいのではともいわれています。


SNSでは「緩和されてない」の声も

今回間違えてはいけないのが「国」の主導ではなく、あくまでも「東京都」主導ということです。また、賛同企業名をみても、ほぼ「大企業」が参加していることがわかります。また「期間限定」で行っていることから、

あくまでも「大企業」にお試ししてもらう

「大企業」に試してもらい今後も時差通勤を行ってもらう

大企業が賛同することによって、東京都の企業に浸透していく

という流れを期待しているのでは、と思われます。要するにまだまだその快適さは「実際に時差通勤をした人」にしかわからないということ。

つまり、「賛同していない中小企業で働く人にはまだまだ緩和を感じるまでいかない」ということです。


実際に「時差通勤」は快適なのか

現都知事の言う「満員電車ゼロ」というレベルは究極の時差通勤。実際に、時差通勤の取り組みをしている企業は今までもありました。

筆者が働いていた外資企業も、朝9時が始業ではありましたが、11時までに出勤すればいいフレックスタイムの制度を導入していました。会議などは通常11時過ぎから、もしくは13時から行われることが多く、特に時差通勤したことにより仕事に支障がでることはありませんでした。

また、筆者も実際に時差通勤を経験していますが、朝ゆったりとした時間を過ごしてから通勤でき、満員電車に遭遇することもなく、ストレスフリーな通勤スタイルでした。


「時差通勤」はできる人ができる時にやればいい

時差通勤を実際に行ったことのある筆者にとって、そのデメリットを感じることはまったくありませんでしたが、それはあくまでも「人にはそれぞれの事情、働き方、人生がある」という企業体質のおかげだったのかもしれません。

日本企業で働いたこともありますが、その企業では「働くということはこういうこと」という確固たるスタイルがいい意味でも悪い意味でもできあがっており「一人一人の生き方に柔軟に対応する」ということが困難な文化でした。

また「時差通勤」は職種や業種によっても難しい場合があるでしょう。

であれば、「時差通勤が可能な職種の人たちが可能な時に時差通勤すればよい」のではないか。

なんにせよ「一人一人に事情や人生があり、それぞれを尊重する」という姿勢こそが「働き方改革」を進めていくのではないかと筆者は思っています。


木月ハチ


Webライター。大好物は「二足の草鞋を履く」こと。大学在学中は編集プロダクションで修行を積んだのに「食」に憧れ外食産業へ。のちにベンチャーで業務企画や進捗管理で大企業を相手にし、大企業って面白いと今度は外資大企業のセクレタリーになるも、副業でヴィンテージ食器のネットショップを運営。現在は夫と小学生の息子と猫と都内住まい。オーガニック料理ソムリエ。


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