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大して聞かない時差Bizが、実は働き方改革に大いに効くたった一つの理由。

「朝が変われば、毎日が変わる」ー。そんなキャッチフレーズのもと、スタートした時差Biz。7月11日〜25日までの2週間という期間ではあったが、参加企業数は200社を超えた。

働く人の中には、時差Bizに期待する声もあったが、期間終了後に世の中の変化を感じることも、変化を後押しする大きな声も聞く機会は正直にいって少ない。しかし、それでも時差Bizを実施することには大きな価値があったと思うのである。

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出勤時間の分散化を目指す時差Biz

そもそも時差Bizとは、昨年の都知事選で「満員電車ゼロ」を公約に掲げた小池百合子知事が主導し、働き方改革の一環として行われる「出勤時間の分散化」施策である。

電車が混み合う時間帯を避けて通勤できるような取り組みをしたり、鉄道事業者がピーク時外の利用者にインセンティブを設定したりと、連携しあうことで混雑緩和を促そうとする取り組みだった。


盛り上がりに欠けるSNS

実際、時差Biz体験者に話をきいてみると「朝に家族とゆっくり過ごすことができる」「早く出勤した分、夕方以降に使える時間が増えた」「通勤時のストレスが軽減できる」などの声が上がっており、主導した東京都の意向にも合致する結果となったようだ。

一方で、実施企業数が限定的であった点など、その効果は微々たるものであったことも事実だ。時差Biz運営事務局の公式ツイッターアカウントは、フォロワー数278(2017年8月9日時点)とお世辞にも世の中に広く情報が届いているとは言えないだろう。


実現性の乏しい働き方改革の中で、時差Bizは期待できる

働き方改革という言葉に限ってみれば、日々耳にすることは多い。が、そのほとんどは有名無実で非現実的な取り組みが多いような気がする。長時間労働の是正、プレミアムフライデーなど「何が目的で、どうすれば実現できるか」という視点が欠如した実現性の乏しい取り組みが多い印象は拭えない。前述の働き方改革は上手くいっていないと感じるが、改革をするにはコストがかかるし、 一筋縄ではいかないものが多いことも事実だ。


言葉の魔力をなめてはいけない

それに対して、時差Bizはどうだろう。毎日満員電車に揺られて出勤するストレスを抱える人は多い。そして、一定時間に集中した出勤は不要だと感じている人も多い。

多くの人が変えるべきだと思っている事象に対して、時差Bizはメスを入れた。技術的には時差出勤なんていつでもできるが、問題は一斉にやろうという「お墨付き」が必要な点であった。それを東京都、ないしは小池都知事が担ったのだ。

時差Bizというワンフレーズで、世の中にお墨付きを与え、低コストで社会にメリットのある変化を促そうとしている。これこそ、実現性のある働き方改革と呼べるのではないだろうか。


Trigger運営事務局


メディア編集長である藤原ユウマを中心に、Trigger運営メンバーで記事を書いています。


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