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ノマド・フリーランス
2017.08.16.Wed
前回、ご紹介させて頂いたフリーランスなら知っておくべき業務委託契約〜前編〜で、契約の種類についてはの概要を記載しました。今回は、実際に起こるトラブルや契約時の確認や契約解除についてご紹介したいと思います。
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フリーランスをしているとついつい、口約束などで仕事の依頼を請けてしまう事が多いです。ですが、ここでしっかり依頼内容に対する契約を交わしておかないと様々なトラブルが起こります。
代表的な例では、
・ 依頼者の都合で修正や変更が発生し、工数が増えたのに、希望する報酬が貰えない。
・ 当初聞いていた内容以外にも、業務を頼まれたのに、報酬がもらえない。
・ 依頼された仕事をしたのに、報酬額が当初聞いていた内容と変わった。
・ 口約束の依頼期間だったので、突然、前倒しで依頼が終わった。など、様々なトラブルがあります。
特に金銭的なトラブルが多いですが、依頼された時点でお互い内容を決めて書面に残しておけば防ぐ事ができるケースばかりです。
では、契約を結ぶ際には、どこに注意し確認すればいいのでしょうか。
◆契約の種類
一番大事なのは、依頼内容に対して、「委任契約」なのか「請負契約」なのです。前回でも触れましたが、「成果」に関係なく業務を行うだけでいいのか、「成果」に対して報酬が発生するのかが異なるので、どちらの契約なのかはしっかり確認する必要が有ります。
◆ 業務内容、報酬
次に抑えて置く必要があるのはやはり業務内容と報酬です。どういった業務でいくらなのかをはっきりしていないと、納品したものに対して、しっかりとした対価が支払われないケースが発生します。
契約には有効期間があり、通常では最初に取り決めて交わされていることが一般的です。契約満了後も継続するのであれば、契約更新という形も取れますし、契約期間終了と共に終わるのは特に問題ありません。
しかし、こちらからだけではなく、依頼者があなたに対して契約解除をする事も出来ます。契約違反をしていると業務の途中であっても、突然契約解除なんてこともあるので、契約期間だけではなく、どのような事項で契約解除になってしまうのか契約を決める時によく注意をしましょう。
いかがでしたでしょうか?
業務委託契約がいかにフリーランスにとって自分自身を守る為に必要な物であることをわかっていただけたでしょうか。
業務委託契約をしっかり理解して契約を結ぶようにしましょう。
WEBディレクターぴえろ
webディレクター兼webライター。 フットサル、料理、お酒(特にワイン)が趣味。 過去にイタリアンシェフ、バーテンダーの経験を経て独学で勉強してたweb業界に転職し、現在webディレクターとしてもweb制作やランサーズでチームを作りディレクションを行うなどの活動中。 その他、自身でwebディレクターの為のメディア「webディレクターTalk」を運営、webライターとしても配信中。
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